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伊勢度会医療生協50周年に思う。~荒木潤所長よりメッセージ

  • 執筆者の写真: 伊勢 みえ医療福祉生活協同組合
    伊勢 みえ医療福祉生活協同組合
  • 3月26日
  • 読了時間: 2分

伊勢民主診療所が皆さんと共に過ごしてきた50年、子供が聞けばとても長い時間に感じると思います。大人である私たちにはあっという間と感じられます。


奇しくも私も生誕50周年、あっという間のこれまででした。宮川中学校区で育ちましたので幼少期から診療所の存在は意識の中にありました。恥ずかしながらいざ働くまでは活動内容も知らずただの診療所としての認識しかありませんでした。医師として日赤に赴任して初めて診療所と関わるようになりました。当時所長の内山先生から頂く紹介状には枠からはみ出すほどの患者さんの情報が丁寧な字でびっしりと書かれていました。こんなに詳しく患者さんのことを理解しているのかと毎回驚かされました。


また実は10年以上前に胃カメラのお手伝いで診療所に足を踏み入れているのですが、その際には看護師の西野さんをはじめとても患者さんに優しく対応されていた印象があります。医師、看護師、スタッフがとても患者さんのことを大切に思い対応されていると感じていました。


診療所の医師として勤務して以降、逆に患者さんからとても大切してもらえていることを実感するようになりました。医療者、患者さん双方が思いやることで50年という月日を重ねることが出来たのだと思います。


この素敵な診療所がこれから先さらに100周年を迎えられるよう、さらに邁進していきたいと思います。


文・伊勢民主診療所 所長 荒木 潤

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